PCIパススルーがエラーになる原因は、程なく判明しました。
OVMF による PCI パススルー – ArchWiki
ここによると、PCIパススルーのできる最小単位はIOMMUグループなのですが
IOMMUグループを確認してみると、PCIeスロットとEthernetコントローラが同じIOMMUグループになっています。どうやらコントローラチップが共通のようです。
つまり、PCIeスロットのチューナーカードをパススルーしようとするとLANポートがもれなく付いてくるということか・・
拡張性の無いmini-ITXマザーボードでは、LANポートを増設することもできません。
ということで、USB接続のチューナーPX-W3U4を購入しました。
USBコントローラをパススルーし、ゲストのVistaで、めでたく認識できたところで昔から愛用のTVTest関係をセットアップ。
しかし・・・
録画はできているものの、ドロップがひどく実用に耐えないっぽい。
CPUやらメモリやらゲストの設定をさんざん弄ってみたのですが・・・。
結局、PCIパススルーは諦めて、ここは素直にCentOSに録画環境を構築することにしました(PX-W3U4にはLinux用のドライバも公開されているので)。
LinuxでPX-W3U4を使う
Chinachu γ(ガンマ) インストール手順(CentOS 7編)
ここらへんを参考に、セットアップ。
ドライバがkernel3.10.0-693なので、マザーボードをQ1900-ITXに戻して、カーネルもダウングレード。
やっと録画サーバーが完成しました。
んっ?
結局、マザーボードは買わなくてもよかった様な・・・